「Godhead」MV公開
2021年にアルバム「No Gods No Masters」をリリースしたGarbageだが、同アルバムに収録されている「Godhead」のMVが公開された。(YouYubeのタイトルでは”Video”となっているので厳密にはMVではないかもしれないが、それはまあ置いておこう…。)
▼Garbage – Godhead (Video)
▼No Gods No Masters – Spotify
Garbageと言えば言わずもがな、グランジ界の重鎮ブッチ・ヴィグが在籍しているバンドである。ここで陥りがちな罠なのだが、Garbageの楽曲はいわゆるグランジ的なバンドサウンドではない(特に最近の楽曲に関しては)。どちらかというと打ち込みが多いのだ。しかしボーカルであるシャーリー・マンソンの声・歌い方やメロディはまさしくグランジのそれである。暗くて絶望的で救いが無い。
Garbageが好きになるかどうかは上記の部分にハマれるかどうかであると思う。そして今回の楽曲である「Godhead」も打ち込み中心である。果たしてバンドファンが好きになれるかどうかは疑問であるが、まずは聴いてみてほしい。打ち込みと言っても展開がかなりドラマチックなものになっており、管理人的には非常に好きな楽曲である。(元々EDM等も好きだから、というのもあるとは思うが)
打ち込みと言っても決して単調なものではなく、非常に音を重ねて作り込まれているし、展開も熱いのだ。一方で非常に暗い。グランジ方面の人達だからというのを加味してみ暗い。本人たちのメンタルは大乗なのかというくらいに暗い。
…と色々書いてきたわけだが、個人的には好きな楽曲(アルバム)である。何よりもこんな音楽をやっているメジャーバンドは他にいないだろう。まさに唯一無二。Garbageにしか出来ない音楽なのである。これはちょっと聞きづらいという方は、初期の「Absolute Garbage」等を聴いてみるのも良いかもしれない。
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