「HEAT ME UP」先行リリース＆MV公開
UKのエモ・スクリーモ系バンドBoston Manorが、9/6リリースのニューアルバム「Sundiver」から「HEAT ME UP」を先行リリースし、MVも公開された。
日本語の情報が少ないから布教して行きたい
Boston Manorだが、タイトルにも書いたように日本語で書かれた情報・記事がまだ圧倒的に少ないのだ。かくいう管理人もこのバンドのことを知ったのはそう昔のことではないのだが、日本語記事の増加の一助となりたい。Boston Manorは2013年に結成されたUKのエモ・スクリーモ系バンドだ（メンバーの見た目が若いので、もっと最近のバンドだと思っていた）。これまでに4枚のスタジオアルバムをリリース。そして今年の9/6に5作目となる「Sundiver」がリリース予定で、今回はその中から「HEAT ME UP」が先行リリースされた形だ。
英語版のWikiではエモと記載されていたのだが、この記事ではスクリーモも追加している。理由としては、同じく4月に先行リリースされた「Sliding Doors」の後半部分がだいぶスクリーモ寄りだったからだ。しかし今回の「HEAT ME UP」は完全にエモである。
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最近だとエモ系バンドというのは少なくなっている気がする。エモが誕生・流行していたのは管理人が大学生の頃で、15年強前の話である。それこそ語弊があるかもしれないが”似たような”エモ・バンドが無数に出てきていた気がする。しかし時代とともに徐々にスクリーモ、ポスト・ハードコアが主流となっていき、純粋な”エモ”というのは影が薄くなっている気がする。…といった状況でたまたま見つけたのがBoston Manorだったというわけだ。
「HEAT ME UP」は完全にリフが主体となっている楽曲だ。テクニカルなソロなどは無い（そもそもエモとはそういうものだが）。しかしそのリフによって、エモとしての哀愁感が完全に表現されている。普段はメタル系ばかり取り上げている管理人だが、別にメタルしか聴かないわけではない。メタルファンからすれば軽いリフで物足りないかもしれないが、このジャンルにおいてはこれで良いのだ。管理人の音楽歴としては、2000年代のミクスチャーロックやニューメタルのリフに感動と興奮で打ち震えていたのが原点なので、リフには結構うるさい方だと思う。
それにプラスして、サビでのボーカルのHenry Coxの高音の伸びが素晴らしい。別に全ての男性ボーカルに高音を求めているわけでは全く無いが、美しいとすら思う。昔から疑問に思っているのだが、日本人の男性ボーカリストにはこの声は出せないのだろうか？（おそらく出せないと思っている。）それは人種の違いによる体格差や、声帯、喉の違いなどが関係しているのだろうか。別にどうでも良いと言えば良いのだが…。
というわけで管理人の自分語りが多めになったが、最近推しているBoston Manor。ニューアルバム「Sundiver」がリリースされる9月まではまだしばらく時間があるが、楽しみに待ちたいと思う。
Boston Manorの記事
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