「Omen」のライブ映像公開
The ProdigyがCoachella Festival 2025で行われたライブから、「Omen」のライブ映像を公開した。Coachella Festival(Coachella Valley Music and Arts Festival)はアメリカ カリフォルニア州の砂漠地帯で2001年から行われている野外音楽フェスティバル。
▼ The Prodigy – Omen – Live at Coachella 2025
▼ Omen – Spotify
アレンジ違いを探すのも面白い
定期的にライブ映像をYouTubeに公開してくれているThe Prodigyだが、今回はCoachella Festival 2025での「Omen」のライブ映像が公開された。このブログの記事を頼りに前回の更新を見てみると、2か月前に公開されたイギリスでのライブ映像が最新だった。Coachella Festivalはアメリカで開催されているので、変わらずに精力的に活動していることがわかって何となく嬉しい気持ちになる。
「Omen」は2009年リリースのアルバム「Invaders Must Die」に収録されている楽曲だ。2018年リリースの「No Tourists」以降アルバムのリリースが無いThe Prodigyの中では、比較的新しい方の楽曲と言っても良いだろう。有名なアーティストほど、初期の頃のアルバム、それこそ「The Fat of the Land」が至高と言うと通な感じがするが、管理人的には全部好きである。中でも「Invaders Must Die」は全ての収録曲が好きと言っても良い。公開されているライブ映像でも、「Invaders Must Die」の収録曲が多い気がするし、それだけ世間の評価も高いのかもしれない。
今回公開された映像を観ていて面白いのは、タイトルにも書いたのだが原曲とのアレンジ違いの部分だろう。イントロからいきなり原曲には無いフレーズが追加されていたりする。ライブでは「せっかくだからライブ・アレンジを聴きたい派」と「原曲そのままのものを聴きたい派」に分かれると思う。別にどちらも好みの問題でしか無いが、管理人は完全に前者である。原曲はCDなどの音源で繰り返し聴いているので、ライブでしか聴けないバージョンを聴きたい派だ。CDでは前後の繋がりなどの関係で没になったが、「本当はこうしたかった」というバージョンである可能性も無くはない。…といったことを想像してみるのも面白い。
YouTubeのコメント欄にも書かれているが、ファンとしては新作アルバムを出して欲しいという気持ちはもちろんある。しかし彼らにも色々と事情があるだろうし、こうやって定期的にライブ映像を見せてくれるのであれば、まあ我慢するしかないかなとも思う。まあこれまでリリースされたアルバムがどれも名盤揃いなので、たまには聴き直してみるのも良いだろう。爆音で聴きながら踊り狂いたいところだが、日本の住宅事情では叶わないのが口惜しい。