「Take What You Want」先行リリース&MV公開
10/10にニューアルバム「Better Days」をリリースするYellowcardだが、同アルバムに収録される「Take What You Want」が先行配信リリースされ、MVも公開された。同アルバムからはすでに「honestly i」、そして表題曲となる「Better Dyas」の2曲も先行リリースされている。
▼ Yellowcard – Take What You Want (Official Music Video)
▼ Take What You Want – Spotify
変わらぬ路線
10/10リリースのニューアルバム「Better Days」から「Take What You Want」が配信リリースとなった。新曲リリースとしては、5月末にリリースされたアルバムの表題曲となる「Better Dyas」以来約1ヶ月半ぶりとなる。アルバムリリース曲の中では3曲目のリリースとなるわけだが、結論から言えば今までの路線を踏襲したポップ・パンクになっている。近年の楽曲リリースでは、キャリアとしての今後のバンド活動について模索している旨のコメント付きでコラボ楽曲などが多かった印象だが、最終的に次作も路線は変わらないようだ。
MVはライブの舞台裏や実際のライブ映像を繋ぎ合わせたものになっている。昔風の粗めの画質にはなっているものの、実際には最近の映像を使用しているのだと思う。これまでにこのブログでも何回も書いてきた話ではあるのだが」、やはりバンドは演奏している姿が一番画になると思う。もちろん社会情勢や問題などに問題提起しているMVや、風刺しているMVもそれはそれで良いのだが、やはり格好いいのは演奏している姿だろう。
上にも書いたように「Take What You Want」はド直球なポップ・パンク楽曲である。全く悪い意味では無く、展開に変に凝ったような箇所は無く、ストレートだ。しかしそういった中にもベースやバイオリンが立っているパートもあり、聴いていて決して退屈なものでは無い。演奏や楽曲構成が凝っているものも良いのはもちろんだが、聴きながら色々と考えてしまって最終的に音楽そのものを楽しめていないのかもしれないと感じることがある。Yellowcardの路線は真逆だ。頭空っぽで音楽を楽しめる。理屈をこねる必要は全く無い。勢いがあり、かつ美メロなポップ・パンクをただただ楽しめば良い。