「Paved In Sorrow」MV公開
11/3にニューアルバム「Symptoms of Survival」をリリースしたDying Wishだが、同アルバムに収録されている「Paved In Sorrow」のMVが公開された。
▼Dying Wish – Paved In Sorrow
▼Symptoms of Survival – Spotify
メタルバンドが聴かせるバラード曲の良さ
管理人があまりDying Wishについて知らない上で記事を書いていてアレなのだが、Dying Wishはオレゴン州ポートランド出身の5人組バンド。レーベルはSharpTone Recordsで、他にはStory Of The Year、Holding Absence、August Burns Redらが所属している。
そして11/3にニューアルバム「Symptoms of Survival」がリリースされたわけだが、今回MVが公開されたのは11曲中6曲目に収録されているバラード曲「Paved In Sorrow」である。今回アルバムを聴いてみてメタルコア+ハードコア系のバンドだと感じたのだが、そういったバンドのアルバムでも、ほぼ必ずと言って良いほどアルバム中盤に箸休め的なバラード曲が収録されている。「Paved In Sorrow」もそれに該当する楽曲だろう。
「Paved In Sorrow」の特に序盤は演奏も控えめで、静けさの中に響くベースの重低音が非常に心地よい。そしてボーカルはクリーンだ。他の収録曲は思いっきりデスボイスであるのに対して、「Paved In Sorrow」ではクリーンでしっとりと歌い上げている。上で箸休め的な、と書いてしまったが、良い意味でそのバンドのまた別の一面を聴ける・見ることができるという点で、こういったバラード曲は個人的に好きである。(まあメタルファンの中には終始全開で突っ走って欲しいという人ももちろんいると思うが。)
今回たまたまMVを発見して記事にしたわけなのだが、思いの外気に入ったので今後もDying Wishは注目して行きたい。YouTubeでレーベルのチャンネルを登録しておくと、全く知らなかったアーティストの新曲に出会えるのでオススメである。
