「NUCLEAR」のMV公開
7/11にニューアルバム「LOVE WHAT YOU CAN WHILE YOU GOT SOMETHING LEFT TO LOVE」をリリースしたdead7だが、同アルバムに収録されている「NUCLEAR」のMVが公開された。同アルバムからは「HOLE」のMVと「PLEASE」のビジュアライザーも公開されている。
▼ dead7 – NUCLEAR (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼ LOVE WHAT YOU CAN WHILE YOU GOT SOMETHING LEFT TO LOVE – Spotify
すごく情緒的
7/11リリースのニューアルバム「LOVE WHAT YOU CAN WHILE YOU GOT SOMETHING LEFT TO LOVE」(めっちゃ長い…)から「NUCLEAR」のMVが公開となった。いつものように何となくでニューアルバムと書いてしまったが、厳密にはデビューアルバムである。そのように活動歴のまだ短いバンドであるために、ネット上でもまだまだ情報が少ないし、何ならWikiも無い。レーベルの公式ページが一番まとまっているくらいだ。
以前の記事でも書いたかもしれないのだが、バンドの情報について少し細くしておくと、dead7はアメリカ ミズーリ州出身の5人組バンドである。公式ページによると、「分厚いグルーヴ」「魅惑的なエレクトロニクス」「幽玄な鍵盤」「喚起的なボーカル」が特徴であるらしい。ジャンルについては特に明言されていないのだが、管理人も考えてみたものの、よくわからない。今回の「NUCLEAR」に関しては、ポストハードコア的な雰囲気ではあるものの、サビなどではオルタナティヴロックのような感覚も覚えた。
「魅惑的なエレクトロニクス」という言葉の通り、エレクトロニカ的な要素も含まれている。かと言ってエレクトロニコアと言うほど全面には出ていない印象だ。ポストハードコア(と、それに近しい楽曲)にエレクトロニカを合わせるというのは現在の流行りでもあるし、さほど珍しいものではなくなっている。個人的に一番の聴きどころは、情緒的なボーカルだと思う。上で「喚起的なボーカル」と書いているのがそれだが、とにかく感情を吐き出すような歌い方でありつつも、それが耳障りにならずに自然に聴こえると表現すれば良いだろうか。Hundred ReasonsのボーカルであるColin Doranに近しいような印象を受けた。
惜しむらくは、管理人のような「円盤が欲しい派」の人にとっては手に入れづらいということだろうか。記事執筆時点ではAmazonでもタワレコでも検索で出てこない。HMVでは扱っているようだが、べらぼうに高い。ひとまず円盤での入手は保留して、配信サービスで聴くのが良さそうだ。