「Shambles」配信リリース&MV公開
ライブ、フェスへの出演、そして10周年ベストアルバム「10th Anniversary Best」のリリースなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのBAND-MAIDだが、さらに新曲「Shambles」までリリースとなった。
シングルのリリースとしては2023年2月にリリースされた「Memorable」以来、約半年ぶりの新曲リリースとなる。
▼BAND-MAID / Shambles (Official Music Video)
▼Shambles – Spotify
これぞ真骨頂
ライブ、フェス出演情報が続いており、このブログ的にはなかなか取り上げるチャンスが無かったのだが、今回「Shambles」がリリースされたことで、ようやく、そして久しぶりにBAND-MAIDを取り上げることができた。
もちろん元からかなりの人気はあったが、特にポニーキャニオンに移籍してからのメディアへの露出は目覚ましいものがある。もはや今更人気のガールズバンドなどと説明する必要も無いレベルと言って良いだろう。
で、肝心の新曲「Shambles」だが、これぞBAND-MAIDの真骨頂という感想を持った。ジャケ写からもわかるように、かなりハードな楽曲となっている。イントロから織り交ぜられるツーバス。そしてベース、ギターソロとそれぞれのパートが堪能できる楽曲構成になっているところも「わかってるなー」という感じだ。もちろんバラード曲も良いのだが、やはり大多数がBAND-MAIDに求めるのはこういった曲調の楽曲ではないだろうか。
5月には北米ツアーも実施していたわけだが、やはりボーカルが日本語(+一部英語)という楽曲は言語の壁というか、受け入れられづらい印象がある。(基本的にボーカル不在のポストロックが海外で受け入れられているのはその辺も少なからず影響していると思っている。)しかしそれでもこれだけの人気を海外で得るといいうことは、楽曲全体として良いものとして受け入れられているということだろう。つまりそれだけの実力を兼ね備えているということだ。メイド服を着た色物と見られることもあるかもしれないが、そんなものは音楽の実力で跳ね返して行って欲しい。