新曲「Damnation Flame」リリース&MV公開
AMARANTHEが新曲「Damnation Flame」を配信リリースし、同時にMVも公開された。
シングルとしては昨年9月に「Find Life」をリリースしているが、2023年になってからは初の新曲リリースになると思われる。
▼AMARANTHE – Damnation Flame (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼Damnation Flame – Spotify
再びボーカル3人体制に
新曲がリリースされたことももちろんニュースではあるが、時を同じくして新ボーカリストが加入したのもニュースだろう。加入したのはグロウル・ボーカリスト(デスボイス)のMikael Sehlin(ミカエル・せーリン)で、6月に加入し、今回の「Damnation Flame」にも参加しているとのことだ。前任のヘンリック・エングルンド・ヴィルヘルムソンが2022年に脱退していたが、これによって再びボーカル3人体制に戻ったことになる。
「Damnation Flame」を聴いてみると、特にイントロのキーボードの雰囲気やメロディーなど、より一昔前のNightwish味が増しているように感じる。おそらくデスボイスが入るために、メタルコアと分類されることもあるようだが、違和感しか無い。これは完全にシンフォニックメタルだろう。
じゃあ別にNightwish聴いていれば良いじゃないかという話もあるかもしれないが、やはりAMARANTHEの特徴はボーカルが3人もいることだろう。リードボーカル+ギター兼コーラスというのはよくあるパターンだが、リードボーカル+ボーカル2人というのはなかなか無い。そしてそれによって曲中でも場面によって全く異なる雰囲気が醸し出される。それはAMARANTHEでしか味わうことが出来ない。
まあ、メタルファンの場合はどうしてもギターなどの演奏の方に注目してしまいがちだとは思うのだが、エリーゼ・リードの声の綺麗さもあって、管理人も珍しくボーカルに注目して聴いているバンドである。
しばらく新曲のリリースが途絶えていたが、その辺はボーカルの脱退などの影響があったからかもしれない。今回ミカエル・せーリンが加入して元の体制に戻ったわけなので、またリリースも増えてくるのではないだろうか。そして最新のアルバム「Manifest」がリリースされたのが2020年なので、3年が経過する今年にはそろそろ新作も…と勝手に妄想しているが、割と現実味のある話だとは思う。
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