新曲「If I Fall」リリース&MV公開
AS I LAY DYINGが新曲「If I Fall」を配信リリースし、MVも公開された。新曲リリースとしては、10月にリリースされた「Echoes」以来、約1ヶ月半ぶりとなる。
▼ AS I LAY DYING – If I Fall (Official Video)
▼ If I Fall – Spotify
純メタルコア
AS I LAY DYINGの新曲「If I Fall」が配信リリースとなった。上にも書いたように10月にリリースされた「Echoes」から約1ヶ月半と、なかなかのスピードリリースである。このような短期間で新曲のリリースが続くと、次回作の制作が進んでいる or 済んでいるのではないかと期待してしまうが、さすがにまだ早すぎるだろうか。
歌詞についてはMVの概要欄に全文記載されているので、そちらを参照して欲しいのだが、ものすごくざっくり訳す&まとめると、「信じていた友人に見捨てられ、助けを求めても黙殺され、そんな傷ついた者達のために歌う」というような歌詞になっている。「助けを求めても黙殺され」の部分が特に痛烈というか、少なくとも先進国であればそういった人たちを助けるセーフティネットがあるはずなのに、なぜか助けられず見捨てられる。そんな雰囲気を感じるニュースを目にすることも少なくない気がする。
楽曲に関してはさすが2000年から活動しているメタルコアの老舗という感じだ。最近はメタルコアというジャンルの楽曲自体が減っている気がするが、ほかにもエレクトロニカと融合していたり(それはそれで好きだが)で、純粋なメタルコアというのはかなり減っているような気がする。そこは老舗らしく混じりっけなしの純メタルコアだ。好きな人ならイントロのタッピングから震えるだろう。音に関してだが、特にギターのヘヴィながらも適度に低音が効いて”もっちり”とした(あくまでも管理人の感想・感覚である)16分のリフが効いていてとても心地が良い。
同時期から活動しているメタルコアバンドと言えばUNEARTHやBullet For My Valentineなどが挙げられると思うが、まあみんなそれなりの歳だからかどうかはわからないが、コンスタントに新曲・新作をリリースするというまでの活動はしていない。そんなメタルコアが少し下り坂に感じる昨今だが、AS I LAY DYINGは希望の星である。

