新曲「Awakening」リリース&リリックビデオ公開
デトロイト出身のバンドEva Under Fireが新曲「Awakening」を配信リリースし、リリックビデオも公開された。(単独の)新曲リリースとしては昨年3月にリリースした「LIGHTHOUSE」以来となるが、昨年9月にはThe Funeral Portraitとコラボした「VooDoo Doll」もリリースされている。
▼ Eva Under Fire – Awakening (Official Lyric Video)
▼ Awakening – Spotify
そつがなく盤石
Eva Under Fireの約1年半ぶりとなる新曲「Awakening」が配信リリースとなった。…と知ったように書いているが、管理人がEva Under Fireの曲をしっかりと聴くのは今回が初めてである。上にも書いたようにThe Funeral Portrait等とのコラボで名前は知っているが…というレベルだった。しかしあのBetter Noise Music所属と知ったら聴かないわけにはいかないだろう。
一応Eva Under Fireというバンドについて簡単に書いておくと、結成は2015年。スタジオアルバムとしては、2015年に「Anchors」、2022年に「Love, Drugs & Misery」の2作をリリースしている。活動歴10年で2作というのを多いと見るか、少ないと見るかという話ではあるが、結成年に1st「Anchors」をリリースするというロケットスタートでありながらも、その後の2ndまで7年空いているというのはあまり順風満帆というわけでもなかったのかもしれない
今回リリースされた「Awakening」に限って言えば、一応オルタナティヴ・メタルということになるのではないかと思う。そこまでテクニカルというわけではないがヘヴィなリフ、そしてやはり歌メロの良さが全面に出てくるあたりはBetter Noise Music所属だな!という感じである。ただし上で「そつがなく」と書いたように、たしかに楽曲の完成度は高く普通に良曲である。が、特に目立つ部分が無いように感じた。こういった楽曲が聴きたければ、別にEva Under Fireに拘らずとも、他にたくさんいるだろうと感じてしまった。
全教科で「そつがなく」75点を取るか、赤点もあるが100店もある、のどちらが良いのかは聴く人の好みによるだろう。管理人的にはどちらも好きだし、そのアーティストによるという半端な答えしか出来ないのだが…。ただ、そつがない場合は最初はハマるものの飽きが早いというのが経験上の感想である。あまり良いようには書いていないと思われてしまうかもしれないが、繰り返すが普通に良曲である。