「I Wanna Be Somebody」先行リリース&ビジュアライザー公開
THE HALO EFFECTが11/21リリースのカバーEP「We Are Shadows」からW.A.S.P.の「I Wanna Be Somebody」カバーを配信リリースし、ビジュアライザーも公開された。これまでにDanzigの「How The Gods Kill」、Kentの「Om du var här」と2曲連続でカバー曲をリリースしてきたが、それらがEPとしてリリースされることが確定した形だ。
▼ THE HALO EFFECT – I Wanna Be Somebody (OFFICIAL VISUALIZER)
▼ I Wanna Be Somebody – Spotify
▼ I Wanna Be Somebody(W.A.S.P.) – Spotify
たぶん彼らのFavorite
11/21リリースのカバーEP「We Are Shadows」からW.A.S.P.の「I Wanna Be Somebody」カバーが配信リリースとなった。上にも書いたように、直近で2曲連続でカバー曲をリリースしており、今回の「I Wanna Be Somebody」で3曲目である。そしてやはりと言うべきか、カバーEPのリリースが発表となった。1曲だけならまだしも、3曲連続でたまたまカバー曲の気分でしたということはさすがに無いだろうなと思うが。
W.A.S.P.の「I Wanna Be Somebody」は、W.A.S.P.が1984年にリリースした1st「W.A.S.P.(邦題:魔人伝)」の2曲目に収録されている。つまり41年前の作品なわけで、さすがの管理人もまだ(ぎりぎり)生まれていない。そして今回のカバーEPの選曲については特に記載されていないのだが、THE HALO EFFECTのメンバーが特に影響を受けたバンド・曲と考えるのが順当だろう。すでに先行リリースされている3曲以外の収録曲はまだ不明だが、そういった意味でも興味がある。
これまでにリリースされていた2曲のカバー曲は、一応「カバー」という表記ではあるものの、ほぼコピーという印象だった。それが良い悪いではなく、それなりに古い曲が現代の音作り・感覚(感性?)で再収録されているような感覚があり、それはそれで良いと思う。しかし今回の「I Wanna Be Somebody」カバーは、完全にTHE HALO EFFECT風というか、メロデス風にアレンジされている。何しろ原曲は41年前の録音だし、そもそもW.A.S.P.は広義で言うところのヘヴィメタルだし、とにかく原曲とカバーで全く印象が異なっている。カバーでは頭からいきなりデスボイスなので、同じ曲だとわかっていてもよく聴き比べないとわからないのではないだろうか(と言うか管理人は何回か聴き直して、ようやく同じ歌いだしであることに気づけた)。
という感じでカバーとは言いつつも原曲に忠実な”安定型”で行くのかと思いきや、いきなり自分たちのフィールドに引き込んできたような感じだ。EPの全曲がほぼコピーでも面白いし、ほぼアレンジされたカバーでも面白い。しかしその両方楽しめるEPになりそうである。