「Dying in Your Arms」のMV公開
Triviumが2005年にリリースしたアルバム「Ascendancy」から、「Dying in Your Arms」のMVが公開された。MVの概要欄に「20 years later, here is the music video that was never released for Dying in Your Arms.(20年後、これが今までリリースされなかったDying in Your Armsのミュージックビデオだ。)」と書かれているように、リリースから20年経った今になってMVが初めて公開された形だ。
▼ Trivium – Dying in Your Arms (Music Video)
▼ Dying in Your Arms – Spotify
今聴いても何の古臭さも無し
急に公開されて驚いたのだが、アルバム「Ascendancy」のリリースから20年の時を超え、収録曲「Dying in Your Arms」のMVが公開となった。最初は「20年経ったけど、良い曲だからMV作ろうか」という話だと勝手に思い込んでいたのだが、2005年当時に制作され、”何らかの理由”でお蔵入りとなっていたもののようだ。なんせMVの解像度は最高で240Pだし、そもそもMVに映っているメンバーがめちゃくちゃ若いのだ。その”何らかの理由”は、現在のメンバー達がこのMVを観ながらコメントしているコメンタリー動画も公開されているので、そちらで公開されているかもしれない。(一応英語字幕が付いているのだが、管理人はちょと…ね…。)
▼ Trivium – Dying in Your Arms (Commentary)
20年前と言えば、YouTubeというものがこの世に出てきたかどうかという時代である。現在ののフルHDや4Kの動画に比べたら画質が良くないのも当然だ。20年前のアルバムともなると、なかなか聴くことが無いのだが、今回改めて聴いてみてやっぱりTriviumは良いなぁという当たり前の感想を抱いた。曲のクオリティに関してはもはやその当時から完成していると言っても良い。「Ascendancy」は2ndアルバムなので、まだ新人と言って良い時代のアルバムである。それでこのクオリティはやはりずば抜けていると思う。
ギターソロが長めで、かつ舐めるようなカメラアングルなのも「俺達はこれだけ出来るんだぞ!」という威勢の良さみたいなものを感じられて、少し微笑ましくもある(お前は何様だよという感じだが)。結論として、今と違うのはMatthew Kiichi Heafyに髪の毛が生えていることくらいだろうか。そして旧作ももちろん良いのだが、新作については2021年10月リリースの「In the Court of the Dragon’」が最後になっている。YouTubeやSNSでは積極的に発信しているので、変わらずに活動はしているのだと思うが、そろろろ新曲や新作アルバムを期待してしまうところである。