アルバム『Toxic Positivity』から超重要曲「Giving Up」のMVが到着!
アメリカ・ユタ州出身のスクリーモ/ポスト・ハードコアの重鎮 The Used(ザ・ユーズド)が、アルバム『Toxic Positivity』収録の楽曲「Giving Up」の公式ミュージックビデオを公式YouTubeチャンネルにて公開した。
2000年代初頭のスクリーモ・ブームを牽引して以来、一貫して人間の内面にある泥泥とした感情や生々しい痛みを鳴らし続けてきた彼らだが、今作でもその唯一無二のアプローチは健在だ。Vo.バート・マクラッケンの切切とした歌声と、キャッチーでありながら影を帯びたメロディが胸を打つ必聴のキラーチューンとなっている。
▶"💡今作が収録されたアルバム『Toxic Positivity』は、直訳すると「毒親的な前向きさ/無理なポシティブ思考」を意味する。Vo.バート・マクラッケンはこのアルバムの制作過程について「わずか11日間で書き上げた、今までで最もリアルで生々しい作品」と語っており、虚飾のないメンタルヘルスのリアルな葛藤が凝縮されている。"
▼ The Used – Giving Up (Official Video)
▼ Toxic Positivity – Amazon Music
▼ 「Giving Up」も収録されているアルバム「Toxic Positivity」!!
「自ら選んだ地獄」に向き合う強い覚悟と、エモーショナルな世界観
タイトルの「Chosen Hell」という言葉が示す通り、この楽曲で描かれているのは「自らが選択した茨の道や試練」に対するストレートで強い覚悟だ。他人のせいにすることなく、己のエゴや決断が引き寄せた苦難さえも受け入れ、泥を啜ってでも前へ進むというストイックな精神性が力強く表現されている。
言葉の直載せや翻訳は避けるが、ボーカルのアンドリュー・ネウフェルドが放つ魂の叫びからは、アグレッシブさだけでなく、どこか哀愁を含んだ切実な情熱がひしひしと伝わってくる。広大なロケーションとモノクロ調の映像が交錯するMVも含め、ハードコア・パンクというジャンルが持つ「自己と向き合うためのエネルギー」が凝縮された世界観だ。
切れ味鋭いリフと圧巻のアンサンブルが生み出す唯一無二のドライブ感
楽曲の核を成すのは、イントロから全開で駆け抜ける疾走感あふれるビートと、耳に焼き付くツインギターの切れ味鋭いリフワークだ。ハードコアの持つアグレッシブな重圧感を保ちつつも、どこか哀愁を感じさせるメロディックなアプローチが同居しているのが彼らならではの魅力と言える。
長年のキャリアで培われた強固なリズム隊が生み出すグルーヴは圧巻で、一瞬の隙もないタイトな演奏が楽曲全体に圧倒的な説得力を与えている。重圧なディストーションの底で蠢くベースラインの輪郭もしっかりと際立っており、音の密度がとにかく凄まじい。
中盤からサビにかけて一気に視界が開けるような展開は、フロア全体が大合唱する光景が目に浮かぶようだ。世界中の大型フェスやツアーで幾度となく巨大なモッシュピットを作り出してきた彼らだからこそ鳴らせる、本物のハードコア・サウンドだ。イヤホンやスピーカーの音量を上げ、低音の振動とともにこの爆音を全身で体感してほしい。























