新曲「Spirit Of No Return」リリース&MV公開
SOILWORKが新曲「Spirit Of No Return」を配信リリースし、MVも公開された。おそらく完全新曲としては、2022年にリリースされたアルバム「Övergivenheten」以降、初めてのリリースになるのではないかと思われる。
▼SOILWORK – Spirit Of No Return (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼Spirit Of No Return – Spotify
変わらぬ重鎮
SOILWORKの新曲「Spirit Of No Return」が配信リリースとなった。上にも書いたように、管理人の記憶と検索に間違いが無ければ、おそらく2年ぶりくらいの新曲リリースになるのではないかと思われる。たしかに久しくSOILWORKの名前を見ていなかったような気もする。まあ1995年から活動しているのだから、別に2年くらい間が空いたところでどうということも無いだろう。
というのもあってか、以外にもこのブログでSOILWORKを取り上げるのは初めてである。言わずとしれたメロデス界の重鎮である。管理人的にはIn Flamesと共に、互いのMVに出演し合っていた頃の印象が強いのだが、それもすでに20年以上前と知って驚愕している…。
今回リリースされた「Spirit Of No Return」で本当に久しぶりに実写のSOILWORKを見たのだが、まあ相応に老けたなという感じはあるものの、大きくは変わらずである。ボーカルのビョーンも相変わらずスキンヘッドだ。メンバーの変更で言えば、2022年からベーシストがRasmus Ehrnbornという人に変わっていたようだ。
そして楽曲に関して言えば、変わらずのど直球メロデスを届けてくれと言える。もうイントロの0:17辺りからのギターのメロディーや音が、メロデスの教科書とも言えるようなコテコテのものである。もちろんいい意味でだ。ビョーンのボーカリストとしての声質や高音も衰えを全く感じさせない。若手バンドであれば単純なメロデスではなく、他のジャンルの要素も追加していることが多かったりするが(それはそれで非常に良い)、このド直球さは老練バンドだからこそのものだろう。
前作「Övergivenheten」から2年超が経過して新曲をリリースしたということは年内、もしくは年明けくらいには新作がリリースされるのかもしれない。そのために制作された楽曲の中の第一弾が今回の「Spirit Of No Return」ということは大いに考えられる。まあまだ何の公式発表も無いわけだが、すでに楽しみにしてしまっている今日このごろである。