「Devil In Disguise」を先行配信リリース&MV公開
ニューアルバム「Tomorrow Never Comes」のリリースが6/2と目前に迫っているRancidだが、同アルバムに収録される「Devil In Disguise」が先行配信リリースされ、同時にMVも公開された。
同アルバムからの先行リリースは「Tomorrow Never Comes」、「Don’t Make Me Do It」に続いて3曲目になる。
▼Rancid – “Devil In Disguise”
▼Devil In Disguise – Spotify
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往年のRancid節
例によってこの曲も全部で1:58と非常に短い。いや、そもそもパンクというのは基本的にそういうものだったか…。
先行してリリースされている2曲に比べて、この「Devil In Disguise」はより往年のRancid感を感じる楽曲になっている。もうイントロからわかると思うのだが、この独特の気だるさとしゃがれた声というのはもうRancidの特許と言っても良いくらいだろう。
しかし管理人は実はこの独特のRancid感が少し苦手ではあった。初めてRancidに出会ったのは中学生の頃だったと思うが、パンクやメロコアというのはもっと元気一杯で、明るく突っ走るようなイメージだったのだ。このいぶし銀とも言えるような雰囲気が中学生の少年に刺さらなくても、別に不思議ではない気がする。
もうそれから20数年が経ったが、今では逆に心に染みるくらいになっている。パンクやメロコアというのは、超絶ギターテクニックや天使のような歌声とは無縁、むしろひつ必要ないと言って良いだろう。
それにも関わらず、メロディーや歌声がなぜか刺さる・染みるというのは、ある意味で音楽の根源的な部分のような気がする、と言ったら言い過ぎか。
とまあ御託を並べて来たが、発売まで間もなくである。細かいことはどうでも良い。頭を振って楽しめれば良い。そういった音楽だと思う。
