「Sorrow」MV公開
MONOが活動20周年として2019年1月にリリースしたアルバム「Nowhere Now Here」だが、同アルバムに収録されている「Sorrow」のMVが公開された。
YouTubeの概要欄によると、スペインの撮影チームColectivo Alisonとのコラボによって制作されているとのことだ。
▼MONO – Sorrow (Official Video)
▼Nowhere Now Here – Spotify
ポストロックのお手本的楽曲
管理人がMONOを聴き始めたのは、15年ちょっと前からポストロックにどっぷりとハマってから今でも好きで、色々と漁っているうちに出会ったのがきっかけである。たしか最初に聴いたアルバムは「The Last Dawn」だったように思う。そういった意味では完全に新参で、正直なところMONOの楽曲について語れるような知識も語彙力も無い。
今回改めて「Sorrow」を聴いてみて、初期の65daysofstaticっぽさもあり、静と動によって構成されている点など、MONO以降のポストロックバンドに少なからず影響を与えていることは明白であろう。
最近では一時のポストロックブームも一段落した感じで、新作のリリース等は減ってきているように感じる(あるいは海外でのライブなどで忙しいのかもしれない)。ポストロックというよりは、(特に日本では)クラブ・ジャズ寄りの楽曲にブームが移ってきている感もある。
クラブ・ジャズ的なものもそれはそれで大好きなジャンルなのだが、MONOのような激情的ポストロックもまた聴き続けたいと思っている。そういった意味でもMONOが変わらずに新曲をリリースしてくれていることは非常に嬉しいし、貴重な純ポストロックバンドになりつつあると思う。
完全に個人的な事情なのだが、MONOのアルバムはなぜか全てLPで所有しているため、なかなか繰り返し聴き込むというのが(物理的に)億劫だったりもするのだが、今回改めてこのような楽曲を聴かされてしまってはレコードに針を落とさざるを得ない。
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