FOUR GET ME A NOTS、セルフカバーアルバム「CLASSICS」から「One step forward」を配信リリース&MV公開

FOUR GET ME A NOTS、セルフカバーアルバム「CLASSICS」から「One step forward」を配信リリース&MV公開
     

「One step forward」配信リリース&MV公開

6/21に新作セルフカバーアルバム「CLASSICS」ををリリースするFOUR GET ME A NOTSだが、同アルバムに収録される「One step forward」が先行配信リリースされ、同時にMVも公開された。

FOUR GET ME A NOTS – One step forward【Official Music Video】

One step forward – Spotify

直球ポップパンク

いきなりアレだが、管理人はFOUR GET ME A NOTSの楽曲を初めて聴いた。最近は完全にメタルよりの記事ばかりとなっていたため、何か毛色の違うものはないかと探していたところ発見したのだ。(KOGA RECORDSであるというのも大いに関係しているが…。)

「CLASSICS」はセルフカバーアルバムなので、基本的には過去にリリースされた楽曲のリアレンジといった感じになるかと思うのだが、全12曲の内10曲はセルフカバーで、その他2曲は新曲となっている。その2曲の新曲の内の1曲がこの「One step forward」である。

聴いた印象としてはど直球のポップパンクである。だが若さ・元気で突っ走る系ではなく、かなり落ち着きがあるように感じる。なんとなくEpitaph Records感を感じた。公式のディスコグラフィーを見てみると、最初のアルバムをリリースしたのが2008年の3月であるため、それなりにキャリアは長い方になると思う。この落ち着いた感じはそれもあるのだろうか。

メインボーカルがベースというのも別に珍しいことではないと思うが、少し捻った感じがあって面白い。あとは何と言っても声質だろう。上にも書いた落ち着き感がこの声質から来ていると思う。張り上げて歌う感じではあるのだが、無理に高音にせず、低温の筋が一本通っている感じである。これによって聴き疲れしない楽曲になっていると思う。管理人のようなオジサンには優しい楽曲だ。

ギターボーカルである女性の高橋さんについても書いておこう。MVがライブ映像だからというのも大いにあると思うのだが、非常に楽しそうである。最近はメタル方面ばかり取り上げていたが、音楽の良さというのは必ずしも超絶テクニックだけで決まるものではないというのを思い出させてくれる。色々な楽しさ、楽しみ方があるし、楽しんだもの勝ちなのだ。音楽の技術や歴史について議論をぶつけ合うのも、それはそれで楽しみ方だとは思うが、流れる音楽に身を任せ、暴れるるという根源的な楽しさがパンクの世界にはあると思う。

長々と書いてしまったが、やはり管理人世代はハイスタやその他メロコアに青春時代にドハマリしていた世代なのだ。原点かつ至高というか、やはり何歳になっても好きなのだ。だからこそ色々と言いたくなってしまう。まあオッサンの蘊蓄なって無視して、楽しんだもの勝ちである。

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