「Horses In A Dream」先行リリース&ビジュアライザー公開
9/6にニューアルバム「Sundiver」をリリースするBoston Manorだが、同アルバムに収録される「Sundiver」が先行配信リリースされ、ビジュアライザーも公開された。同アルバムからはすでに「Sliding Doors」、「HEAT ME UP」の2曲も先行リリースされている。
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雰囲気が変わって
9/6リリースのニューアルバム「Sundiver」から「Horses In A Dream」が先行配信リリースされた。管理人が最近注目している、というか単に好きなだけなのだが、今回の「Horses In A Dream」もかなりのお気に入りだ。ちなみにBoston Manorは2013年結成、これまでに4枚のスタジオアルバムをリリースしているので、注目していると言っても今更と思われるかもしれないが、良いものに出会うのに遅いということは無いのだ…!
先にリリースされている「Sliding Doors」、「HEAT ME UP」はかなりスピード感もあり、エモ寄りの楽曲だったのに対して、今回の「Horses In A Dream」はだいぶスローテンポでオルタナティヴ系といった感じだ。何よりも全編を通してメロディーが不穏すぎる。それを表現しているのがコシのある低音を出しているベースであり、この楽曲はベースを聴くための曲と言っても良いかもしれない。
「Horses In A Dream(夢の中の馬)」が具体的に何を表現しているのかはわからないが、夢の中の存在という”実在しない正体不明なもの”感が楽曲によく表現されているように感じる。楽曲の雰囲気的にアルバムの中盤に差し込まれると予想しているが、勢いのあるエモ系ばかりではなく、こういったじっくりと聴かせる楽曲盛り込める器用さもあるようだ。
話が少し逸れるが、Boston Manorの曲はどの楽器も蔑ろにされていない感じがするのも好きなポイントだ。もちろんどのバンド、アーティストも蔑ろになどしていないだろうが、録音された音源を聴いてみるとドラムの音が小さい、迫力が無い。ベースも一応鳴ってはいるが…という感想は音楽好であれば誰もが感じたことがあるだろう。Boston Manorの曲にはそれを感じないのだ。まあこの辺は好みも大きく関係してくると思うので、どちらが正解というわけでも無いと思うが…。