「YOU DON’T KNOW WHAT YOU’VE GOT」を先行配信リリース&リリックビデオ公開
待望のニューアルバム「ONE MORE TIME…」がリリースとなる10/20と目前に迫っているblink-182だが、同アルバムから「YOU DON’T KNOW WHAT YOU’VE GOT」が先行配信リリースされ、同時にリリックビデオも公開された。
▼blink-182 – YOU DON’T KNOW WHAT YOU’VE GOT (Official Lyric Video)
▼YOU DON’T KNOW WHAT YOU’VE GOT – Spotify
なぜこんなに切ないのだ
アルバム「ONE MORE TIME…」のリリース目前である。案の定管理人はAmazonからkonozamaの通知が届き、円盤で聴きたい派なので堪能できるのはまだ少し先になりそうだ。まあ待たされた方が、より喜びも増すというもので…。
そしてリリース直前のこのタイミングで、まるでダメ押しのようにもう一曲「YOU DON’T KNOW WHAT YOU’VE GOT」が先行リリースされた。バラードという表現は適切ではないかもしれないが、スローテンポで、しっとりと聴かせるタイプの楽曲である。
イントロのリバーブ(?)を聴かせたクリーンなギター、そしてその物悲しい雰囲気のメロディーはこれぞblink-182、いやトム・デロングと思わせるものである。スローテンポなだけに、トラヴィスのドラムがよりじっくりと聴けるし、A・Bメロのマークのボーカル、サビのトムのボーカルと綺麗に見せ所の分担が出来ている感じがした。
blink-182の記事では毎回書いてしまうのだが、なぜこんなにもシンプルなコード進行の中から、このような美しいメロディーが作れるのか不思議でならない。まあそれがプロと言ってしまえばそうなのだろうが、もう30年近く活動していてなお引き出しがあるのだ。もはやセンスというボヤッとした単語でしか表現できない。
メロコアというジャンルにおいては、やはり疾走感のある楽曲というのが求められると思うが、blink-182に関してはこういったしっとりと聴かせる楽曲にこそ真の魅力があると言っても良いと管理人的には思っている。それはやはり彼らの「センス」なのだろう。