「EDGING」配信リリース!
blink-182にトム・デロングが復帰!という衝撃的なニュースが世界を駆け巡ってから早3日。未だその興奮冷めやらぬといった感じだが、アナウンスされていた通りに新曲である「EDGING」が配信リリースされた。とにもかくにもまずは聴いてみようではないか。
▼EDGING – Spotify
Spotify以外でも配信が開始されており、リンクは下記のページにまとまっている。
個人的にはもはや、曲の善し悪しとかそういうレベルの感想は出てこなかった。ああ、これがblink-182だなという感慨のみである。いや、前任のマット・スキバも最高だったのは間違いない。トム・デロングの持つ、そこはかとない気だるさ、やるせなさを持っていたと思うし、楽曲の雰囲気も間違いなくblink-182のそれだった。しかしオリジナルメンバーに勝るものはやはり無いのである。
以前活動休止した際のラストアルバムである「Blink-182」あたりからトムの声質や歌い方が少し変わっていることにお気づきの方もいるだろう。それは今作でも踏襲されている。(加齢によって高音が出しにくくなるためか、このようにボーカルの雰囲気が変わることはよくある。あまり現実的な話はしたくないが…。)
そして2:31という絶妙な長さである。せっかく復帰したのだからもっと聴いていたいとも思うし、いや、ポップパンクなのだからこれくらいでいいのだという気もする。とにもかくにも、2:31の間ではあるが、かつてblink-182に熱狂していたメロコア・スケーターパンクファンはあの時の興奮を思い出すことが出来るのだ。
そして曲の最後。唐突な終わり方がどこか「Enema of the State」や「Take Off Your Pants and Jacket」の頃の楽曲の雰囲気に似ていると感じたのだが、さすがにそれは懐古主義がすぎるだろうか…。
ちなみに「EDGING」のMVは翌日(10/15)に公開されるとのことだ。(恐らく)動いているトムの姿を拝むことができるだろう。
そしてさらにはアルバムのリリースもアナウンスされている。段々と冬の気配が近づいているこの頃に、まさか(個人的)今年最大のニュースが飛び込んでくるとは、世の中何が起こるかわからないものである。
▼関連記事