「Outer Dimensions」先行リリース&MV公開
2024/2/23にニューアルバム「THE CATALYST」をリリースするAMARANTHEだが、同アルバムに収録される「Outer Dimensions」が先行リリースされ、同時にMVも公開された。「THE CATALYST」からの先行リリースはこれで4曲目となる。
▼AMARANTHE – Outer Dimensions (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼Outer Dimensions – Spotify
複数ボーカルが重なる魅力
今回リリースされるアルバム「THE CATALYST」で通算7作目のスタジオアルバムとなり、前作「Manifest」がリリースされたのが2020年9月(日本先行発売)なので、約3年半弱ぶりの新作リリースとなる。その間にグロウル・ボーカリストであるヘンリック・エングルンド・ヴィルヘルムソンの脱退、の代わりとしてミカエル・セーリンの加入があったため、その新体制としては初のアルバムとなる。
アルバムからは今回リリースされた「Outer Dimensions」を含めて計4曲が先行リリースされた形になるが、つくづくAMARANTHEの魅力は複数ボーカルが織りなす美しさだと思う。もちろん演奏やメロディーも素晴らしいという前提なのだが、ボーカルが3人編成というのはバンドではなかなか珍しいだろう(「Outer Dimensions」ではグロウルパートは無いようだが)。
正直管理人は音楽を聞く際にボーカルはほとんど注目していないと言って良い。…というと語弊があるかもしれないが、歌メロは聴いているのだが、ボーカル事態の良い・悪いは特に気にしていないのだ。その管理人がボーカルに魅力を感じるという時点で、AMARANTHEはそれだけのボーカルの良さがあると言って良いと思う。
かつてボーカルだったジェイク・Eが脱退して結成したバンドCYHRAも好きでよく聴いているのだが、どうしても「AMARANTHE感」のようなものを感じるのだ。それだけAMARANTHEのボーカル構成というのは特徴的かつ印象的だということだろうと思う。
リリースまでまだ3ヶ月ほどあるので蛇の生殺し状態なのだが、恐らくもう一曲くらいは先行リリースされそうな気がする。今のように配信サービスが普及するまでは、せいぜい2~3曲がシングルリリースされる程度だったことを思えば贅沢な時代になったと思うのだが、人の欲求というのは尽きないものである。
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