デュエット曲「Left On Mars」リリース&MV公開
かつてのNightwishでの盟友であるマルコ・ヒエタラとターヤ・トゥルネンのコラボ曲「Left On Mars」がリリースされるという奇跡が起きた。マルコ・ヒエタラにターヤがフィーチャリングという形にはなっているようだが、楽曲の内容としては二人のデュエット曲になっている。
▼ MARKO HIETALA – Left On Mars (feat. Tarja Turunen) (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼ Roses from the Deep – Amazon Music
なぜコラボが実現したのか?
誰もが気になるのはなぜコラボが実現したのか、というところだろう。
Nightwish(🔎Nightwishの記事まとめ)時代の苦い別れから約12年後の2017年、フィンランドのクリスマス・コンサート・プロジェクト「Raskasta Joulua」で二人は再会。この際にステージ裏でマルコがターヤに対して過去の件を謝罪。ここから二人の関係は修復へと向かうことになる。
2023年7月に行われたスイスの音楽フェス「Z7 Summer Nights」で二人がそれぞれソロとして出演する日が重なり、ターヤがプロモーターを通じてマルコに「一緒にステージに立たないか」と打診した。そしてNightwish時代の名曲「The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)」を18年ぶりに披露し、劇的な再開となった。もちろんファン感涙だったであろうことは想像に難くない。
その少し前にマルコは妻へのラブソングとして「Left On Mars」を完成させていたが、ギタリストのトゥオマス・ヴァイノラが「デュエット曲にするべき」と提案。デュエットと言われてすぐに思い浮かんだのはターヤだった。そのため上記のフェスの際に音源をUSBメモリに入れ、隠れてターヤに手渡したのだ。
音源を聴いたターヤは気に入り、参加を快諾。その後に南米ツアーも一緒に行い、「Left On Mars」も完成させてリリースということになった。奥さんへのラブソングだったものが、かつての盟友ターヤとのデュエット曲になるというのもドラマチックである(奥さんが少し可哀想な気もしないでもないが⋯)。
あの掛け合いが復活
懐古主義的になってしまうのだが、やはりマルコ・ターヤの頃のNightwishが一番はまったし、2人の脱退は残念としか言いようがなかった。バンド内の問題などは色々あったとは思うのだが、その人気・実力を考えるとあまりにももったいない話だと思ったものだ。
前置きが長くなってしまったが、「Left On Mars」の話に戻ろう。管理人の説明なんてどうでも良いので、とにかく聞いて下さいという感じなのだが、それではあんまりなので一言くらいは書いておこう。「Left On Mars」はシンフォニックメタル的な楽曲ではない。一応初めの部分は演奏がメインではあるものの、やはりメインとなっているのはマルコとターヤのボーカルである。これがまた往年のNightwishの楽曲での2人のボーカルと全く変わっていない。もちろん良い意味なのだが、「これだよこれ!」と言いたくなるような、懐かしいような不思議な感じに陥る。ターヤの歌い方もかつてのようなシンフォニックな歌い方ではないものの、そもそもべらぼうに上手いのだから、別に歌い方が変わったところで素晴らしいことに変わりは無い。
想像でしか無いが、おそらくアルバムをリリースするようなところまでは行かないだろう。もしかしたら今回限りのコラボかもしれない。しかしファンサービスとしてこれ以上に強力なものは無いだろう。どういった経緯で実現したのかなどは全くわからないが、結果として素晴らしい楽曲を提供してくれたのは確かだし、これぞエンターテイメントという感じがした。
▼ 「Left On Mars」も収録されている2ndソロ・アルバム「Roses from the Deep」!!

























