新曲「Crawl」リリース&MV公開
8/28にニューアルバム「Witch」(🔎Amazon Music)をリリースするIn This Momentだが、同アルバムに収録される「Crawl」が先行配信リリースされ、同時にMVも公開された。新曲リリースとしては、5月にリリースした「Sleeping With The Enemy」(🔎関連記事)以来、約1ヶ月半ぶりとなっている。
▶"💡ギタリストのクリス・ホワースによると、「Crawl」は人間の歴史の中で繰り返されてきた「支配と抵抗」を痛烈に描いた楽曲とのことだ。「力を持つ強大な存在が、弱者や傷ついた大衆を支配し、蹂躙してきた現実」を直視した生々しい曲となっており、それは世界中で繰り返されてきた(ている)事実・現実でもあるだろう。"
関連記事
▼ In This Moment – Crawl (Official Music Video)
▼ Witch – Amazon Music
▼ 「Crawl」も収録されているニューアルバム「Witch」!!
アルバムタイトルになっている「Witch(魔女)」の意味とは⋯?
マリア・ブリンクはニューアルバム「Witch」について、「私自身の内なる変革の宣言」と位置づけている。非常に抽象的でわかりづらいのだが、西洋において「魔女」は(いわれのない罪で)迫害され、痛みを受けてきた人達である。それらを自分の強さへと変える=錬金するということを表現しているらしい。
そしてマリア・ブリンクは魔女に対して、人々を邪悪な呪文・儀式で苦しめる悪い存在ではなく「宇宙と繋がり、自らの現実を具現化する創造主(クリエイター)」という、いわば真逆とも言える解釈・意味を込めているとのことだ。
ここまで書いてきてもまだ漠然としているが、つまり痛みを受けてきた過去を経験を自分の力へ変え、人間を超えた存在であるクリエイター(創造主)と、マリア・ブリンクのこれまでの人生、そして現在位置を重ね合わせているのではないかと個人的には解釈した。
オルタナティヴだがゴシックでもある新機軸
Better Noise Music(🔎公式YouTube)に移籍してから第二弾となる新曲「Crawl」がリリースとなり、また8/28に通算9作目となるスタジオアルバム「Witch」がリリースされることも明らかとなった。先にリリースされた「Sleeping With The Enemy」(🔎関連記事)の記事でも書いたのだが、bnmに移籍したことによって、「ヘヴィだがメロディがかなりキャッチーで聴きやすい」というレーベルの特色が非常に色濃く反映されているように感じる。
近年のIn This Momentは(あくまでも個人的な感覚では)インダストリアル・メタル色が非常に強く、正直に言えば苦手と言って良い曲調だった(もちろん異論は認める)。しかしbnmに移籍したあとにリリースされた2曲に関しては、たしかにIn This Momentらしいゴシック感・ダークさは残しつつも、楽曲全体としては耳馴染みの良いものになっていると思う。
今回リリースされた「Crawl」もそうだ。非常にヘヴィなメインリフがあり、ドラムも特にバスドラムなどはドラムンベースか?というくらいに重く、鼓膜を揺らしてくる。しかし楽曲全体としてみればオルタナティヴ・メタルと言って良いのではないだろうか。
上に書いたように破壊的に重厚なリフもありつつも、一方でマリア・ブリンクのダークかつ演劇の一幕のようなボーカルは従来のインダストリアル・ゴシック的な雰囲気を踏襲していると思う。そのため単にメタルコアというわけではなく、「インダストリアル・ゴシック的な雰囲気を持ったオルタナティヴ・メタル」と言うのが個人的にはしっくり来る。
これでアルバム「Witch」からは3曲が先行リリースされたわけだが、リリースまでの期間を考えるともう1曲くらいは先行リリースされそうである。Better Noise Musicに移籍したことによって曲、そしてアルバム全体の雰囲気としてどのような変化が生まれるのか非常に楽しみである。
























