「Throes of Perdition」ライブ プリプロ映像公開
Triviumが2008年4月リリースの4th「Shogun」(🔎Amazon Music)に収録されている「Throes of Perdition」のライブ映像を公開した。厳密に言うとライブ前のプリプロダクション=プリプロ≒リハの映像なのだが、ライブは6/3にドイツのハンブルグで行われたものとのことだ。
▶"💡「Throes of Perdition」や、それの収録されているアルバム「Shogun」は、ボーカルのマット・ヒーフィーがそれまでのボーカルスタイルから脱却するために、ボーカルレッスンを本格化させた時期でもある。デスボイス・シャウトでありつつも、サビでは喉に負担をかけないクリーンで歌い上げる、そしてその2パターンを素早く切り替えるというボーカルスキルを身につけ(つつある)時期である。「Shogun」の前作にあたる「The Crusade」(🔎Amazon Music)以前と、「Shogun」以降のアルバムでボーカルの変化に注目して今一度聴き直してみるのも面白いだろう。"
▼ Trivium – Throes of Perdition (Live at pre-production in Hamburg)
▼ Shogun (Special Edition) – Amazon Music
▼ 「Throes of Perdition」も収録されている4thアルバム「Shogun」!!
「将軍」に収録されたギリシャ神話モチーフの楽曲
収録されているアルバムのタイトルは「Shogun(将軍)」なのだが、この曲のタイトル「Throes of Perdition(破滅の苦悶)」はギリシャ神話をモチーフにしている。まさに和洋折衷という感じである。
そもそもアルバムタイトルの「将軍」だが、マット・ヒーフィーがアメリカ人の父親と日本人の母親のハーフで日本生まれ(山口県岩国市)なのは有名だと思う。という自身のルーツもあって、日本文化へのルーツも同様に非常に大事にしているのも、これまた有名な話である。
そしてTriviumとして2回目の日本ツアーを行った際に、マットはバスツアーに参加。かつての日本の武士における最高位の存在である将軍についての歴史を学び、その響きや象徴的な意味合いに強いインパクトを受けて、いつかアルバムもしくはプロジェクトのタイトルとして使いたいと温めていたのが、今作で実現したのである。
そして「Throes of Perdition(破滅の苦悶)」だが、歌詞では「絶望や破滅の淵に立たされながらも、抗い続ける人間の葛藤」を描いている。シドゥリ(古代メソポタミアのギルガメシュ叙事詩に登場する女神)なども登場し、メタルコアという枠を超えた非常にドラマチックな歌詞になっている。この曲以外にも、アルバム中ではギリシャ神話やいわゆる古典的な悲劇へのオマージュが数多く散りばめられている。
メタルコアというジャンルに一番勢いがあった時代の名曲
「Throes of Perdition」が収録されているアルバム「Shogun」がリリースされたのは2008年で、すでに18年も前である。メタルコアというジャンルはすでに一つの大きなジャンルとして根付いているが、2006〜2010年頃がメタルコアというジャンルが一番注目され、勢いもあったと個人的には思う(異論は認める)。
その真っ只中にリリースされたのが「Shogun」である。タイトルだけ見ると、日本人的には「ああ、外国人の大好きなサァムラァイね⋯それをタイトルにしたのね⋯」と少し引いてしまいがちだが、上に書いたようにそんな浅はかな理由ではないのは上に書いたとおりである。
自分自身も特にきにしていなかったのだが、デスボイス・シャウト+サビのクリーンボーカルというスタイルが確率し初めたのもこの時期というのも上に書いたとおりである。それが普通のように感じてしまっていたが、逆に言うとそれまでは異なるすたいるだったわけで、そこに注目して聴いたことはなかったというのが正直なところだ。
「Throes of Perdition」はリリースされて以降ライブで定番の曲となっており、イントロのアルペジオが鳴ると会場は大歓声、済美は大合唱という感じらしい。今回公開されたのはプリプロなので、観客無しなためそれを観ることは出来ないが、純粋にライブ演奏しているTriviumとその演奏技術の高さを落ち着いて観ることが出来るという、逆にレアかもしれない映像になっている。
























