「All Glory, No Valour」のライブ映像公開
2/20に7thニューアルバム「The New Flesh」(🔎Amazon Music)をリリースしたSYLOSISだが、同アルバムに収録されている「All Glory, No Valour」のライブ映像が公開された。公開されたライブ映像では、ロンドンのO2 Forum Kentish Townでの過去最大規模のヘッドライン公演でのものが使用されている。
▶“💡ジョシュ・ミドルトン(G/Vo)は「スラッシュ色の強いデスメタル」と「重厚なグルーヴ」を融合させたと語り、「これまでに書いた中で最もアグレッシブな曲の一つ」としている。レコーディングのわずか5日前に、楽曲中盤を大幅に書き直したらしい。”
▼ SYLOSIS – All Glory, No Valour (OFFICIAL LIVE VIDEO)
▼ The New Flesh – Amazon Music
歌詞を見てみよう
※ 歌詞の全文はYouTubeの概要欄参照 SYLOSIS – All Glory, No Valour (OFFICIAL LIVE VIDEO) – YouTube
タイトル「All Glory, No Valour」=「栄光ばかり、勇気はなし」だが、タイトルの通り(?)痛烈な社会批判となっている。「栄光ばかり」というのは言葉で表現するのは難しいのだが、「過去の栄光、あるいは嘘の栄光をかたるばかり」で、「勇気はなし」は「その”栄光”を実現するために具体的な行動に移すような勇気はない」というように個人的には理解した。
コーラスでは「王たちのテーブルの席」というフレーズが出てくる。これは文字通りに理解すれば高貴な王とテーブルを共にしている栄誉あるシチュエーションだが、上に書いたことを踏まえると、「栄光ばかり語り、行動する勇気はない」人たちと同じ席につかされている、つかざるを得ないとも読み取れる。これはバンドのこれまでの道のりや立ち位置を表現しているとも言われている。だいぶ、と言うかかなり痛烈で強烈な皮肉である。
古いと感じるかどうかはあなた次第
7thニューアルバム「The New Flesh」のリリースから1ヶ月が経過したが、収録曲の中から「All Glory, No Valour」のライブ映像(というかライブMVと言ったほうが良いだろう)が公開となった。上にも書いたように、バンドとしては「これまでに書いた中で最もアグレッシブな曲の一つ」と語っているが、まさにその通りの曲になっていると思う。
「スラッシュ色の強いデスメタル」と「重厚なグルーヴ」を融合させた、とジョシュ・ミドルトン(G/Vo)にすべてネタバレされてしまっているのだが、いずれも「90年代の」という注意書きが付く。ようするに30年前のメタルシーンの空気・雰囲気を持ってきているわけだ。管理人のようなオジサンにとっては全く古臭くないし、むしろ聴き馴染みがあって落ち着くくらいなのだが、今現在のメタルから入っている人にとっては古さを感じる可能性もある。
言語化できない時代の空気
導入部分は非常にヘヴィかつゆったりとした進行なのだが、その後スラッシュ色の強い高速パートに以降している部分などは、特にこの曲のコンセプトを色濃く反映している部分だろう。そしてこれも本当に言語化できない部分なのだが、90〜2000年代の雰囲気を感じるのだ。もちろん現代の曲でもそういった進行の曲はいくらでもある。しかし説明できない”何らかの要素”によってオールドスクールなメタル感を醸し出しているのだ。
もともと「All Glory, No Valour」はアルバムのOP曲として制作されていたらしい(実際には3曲目に収録されている)。そしてさらに「これまでに書いた中で最もアグレッシブな曲の一つ」なのだから、当然ライブ映えするだろう。そのためMVもライブ映像を使用することにしたそうだ。そしてライブではアルバムリリース前から披露されており、すでに定番曲となっているらしい。そりゃそうだと思わせる曲である。
▼ 「All Glory, No Valour」が収録されている7thニューアルバム「The New Flesh」!!























