「Velvet Chains」のビジュアライザー公開
昨年9月に最新アルバム「Shining」、そして今年4月にはそのDX盤をリリースしたSWALLOW THE SUNだが、同アルバムに収録されている「Velvet Chains」のビジュアライザーが公開された。DX盤には通常盤から新曲が追加収録されているが、今回の「Velvet Chains」は通常盤にも収録されている。
▼ SWALLOW THE SUN – Velvet Chains (OFFICIAL VISUALIZER VIDEO)
▼ Shining – Spotify
ShiningでDark
昨年9月にリリースされた最新アルバム「Shining」から「Velvet Chains」のビジュアライザーが公開となった。アルバムリリースからはすでに1年が経過しようとしている上に、すでにDX盤もリリースされてはいるものの、このタイミングでしかも「Velvet Chains」のビジュアライザーが公開されたのは何か意味深な感じがしないでもない。
というのも、SWALLOW THE SUNはジャンルで言うとドゥーム・デス・メタルといった感じになると思うのだが、「Velvet Chains」はピアノがメインで、バンドサウンドは少なく、そしてとてつもなく暗い。ドゥーム・メタルをGoogleで検索すると「ダウナー」という言葉が出てくるが、まさにダウナーの極みのような楽曲になっている。ある意味では象徴的とも言えるような曲のビジュアライザーが1年を経過した今公開されたのだ。
メタルやポストハードコア系の記事が多い本ブログだが、正直なところドゥーム・メタルといったジャンルにはかなり疎い。聴かないことも無いが、別にそこまで掘り下げてもいないという感じだ。そんな管理人が聴いている数少ないバンドがSWALLOW THE SUNである。一般的にメタラーが愛しているのは、テンションの上がるメロディとスピード感ではないだろうか。しかしドゥームというジャンルは真逆と言っても良い。上にも書いたようなダウナー感とスローテンポなものを主にそうジャンル分けしていると思う。このように書くとお前は嫌いなのか?と思われるかもしれないが、そんなことは無い。と言うか嫌いだったらわざわざ時間をかけて記事を書かない。
詳しくないので本筋では無いことで文字数を稼いでいるが、「Velvet Chains」が特にそういった曲調というだけで、他の楽曲はもっとバンドサウンドで構成されているものが多い。そしてメタルというジャンルにおいては”ダウナー”というだけであって、オルタナティヴ系では言うほどのダウナーさではないだろう。もはや何を言っているのかわからないが、特に理屈は無くても好きなものだってある。