新曲「READY ROCK」配信リリース
2022年にギターとドラムの2人が脱退して事実上活動休止状態と思われたFEVER 333だが、今回新曲となる「READY ROCK」が配信リリースされた。
まさか帰って来るとは…!
2017年に水星のごとく…といっては大げさかもしれないが、いきなりとんでもないインパクトと共に登場したFEVER 333だが、今回新曲となる「READY ROCK」した。(実は2023年にも「$wing」という曲をリリースしていたっぽいのだが…。)
上にも書いた通り、2022年にギターとドラムが脱退。3人中2人を失って、活動休止と言うか、このまま活動終了かと思っていた。しかし2023年にギター、ベース、ドラムの3人が加入してむしろフル体制となっていたのだ。そしてリリースされたのが「READY ROCK」ということになる。
管理人的には最初のインパクトが凄かった。アルバムに収録されているバージョンとは異なるが、「Made An America」にはBlink 182のトラヴィス・バーカーが参加しているバージョンが存在している。その時点で聴かない理由など無いわけだ。
曲調としてもハードロック+ラップという、かつて一斉を風靡したミクスチャーロックのリバイバルといった感じで、これも世代である管理人にとってはどんぴしゃだった。今回リリースされた「READY ROCK」はラップではなくシャウト系がメインであるものの、両方できるのが凄さであり、魅力である。今後の活動予定などはわからないが、まさかラップを封印するということも無いだろう。
正直なところミクスチャーロックはもうメインストリームのものでは無いと言うか、一通りやり尽くされて「好きな人は好き」レベルだと思う。ヒットチャートを席巻するものでもないだろう。しかし自分たちのスタイルを崩さず、やりたい音楽をやり続けるという心意気みたいなものが社会の歯車の中で丸く収まっている管理人のような一般のオジサンには眩しく映るのだ。
これだけの実力・楽曲のクオリティを持ちながら、スタジオアルバム1枚で終わってしまってはあまりにももったいない。なんとか順風満帆にこのまま活動を継続して欲しいものである。