「Hymn of Decay」のビジュアライザー公開
3/19にアルバム「Tragedy of The Commons (Reconstructed)」(🔎Amazon Music)をリリースしたGreat American Ghostだが、オリジナル盤から追加収録されている「Hymn Of Decay」の新バージョンのビジュアライザーが公開された。新バージョンではBleed From Within(🔎Bleed From Withinの記事まとめ)のScott Kennedyがゲスト参加している。
▶“💡そもそもは、2025年秋に開催された Bleed From Within のヘッドラインツアー「The Zenith Tour」にGreat American Ghostもサポートとして参加しており、盟友のような関係性だった(お互いをbrotherと呼んでいるレベル)。Great American Ghostは「アルバムの世界観をさらに広げる」ためにScott Kennedyに声をかけ、今回のコラボが実現した。”
▼ Great American Ghost – Hymn of Decay (feat. Scott Kennedy, Bleed From Within) – OFFICIAL VISUALIZER
▼ Hymn Of Decay II – Amazon Music
▼ Hymn Of Decay(Original) – Amazon Music
歌詞を見てみよう
※ 歌詞の全文はYouTubeの概要欄参照 Great American Ghost – Hymn of Decay (feat. Scott Kennedy, Bleed From Within) – OFFICIAL VISUALIZER – YouTube
タイトルの「Hymn Of Decay」は「衰退の讃美歌」という意味だが、この「衰退」という意味において、バンドにとってかなりパーソナルな部分をコンセプトにしている。ボーカルのEthaうn Harrison(イーサン・ハリソン)の身近に認知症(dementia)に直面してる人がおり、「衰退」というのはまさに認知症による記憶や認知の衰退を意味していると考えて良いだろう。
もう少し評論的な表現にするのであれば、「自分の記憶が失われ、過去が指の間から砂の ように滑り落ちていく認知症を患う人の恐怖や苦悩を描こうとした」ということになるだろう。実際、歌詞の中には時計が読めない、記憶が滑り落ちていくといった(実際の細かな症状は素人の管理人はわからないが)認知症の進行によって感じる恐怖を表現している。
記憶や認知を失うと言われてもイマイチピンとこないかもしれないが、つまりは自分が誰であるかという感覚が失われていく恐怖や孤独感がメインテーマである。
ヘヴィなだけじゃないダークさ
Great American Ghostはメタルコア・バンドと紹介されることが多いと思うのだが、個人的にはデスコアと言ったほうが良いのではないかと思っている。ボーカルのスタイルもそうだし、何よりもブラストビートの多さよ…!もちろん曲によるとは思うが、今回の「Hymn Of Decay」に関して言えばメタルコアと言うのはちょっと無理があると思う。そういった意味では、Bleed From Withinも比較的初期の頃はそういった傾向だったと思っているので、コラボするべくしてしたという感じもする。
そしてあまりにもダークだ。上にも書いたように、認知症がテーマである。この曲を歌詞無しで聴いて、まさか認知症について歌っているとは思わないだろう。しかしあまりにも現実的なテーマである。TVでも認知症に関するドキュメンタリー番組は結構多い。その多くは介護する側の苦労・苦悩をテーマとしている気がするのだが、「Hymn Of Decay」では患者側の話である。
認知症と言ってもいきなり全ての記憶が消えてなあくなるわけではないだろう。じわじわと、しかし確実に失っていく恐怖はたしかに想像できる。そして最後には自分が何者であるかという根源的な認知さえ失ってしまうのだ。あまりにも重いテーマだ。しかし現実の問題として確かに存在するのだ。
▼ Hymn Of Decay IIが収録されているアルバム「Tragedy of The Commons (Reconstructed)」!!























