新曲「All For You」リリース&MV公開
4/24に10thニューアルバム「The End is Not the End」(🔎Amazon Music)をリリースするAtreyuだが、同アルバムに収録される「All For You」が先行配信リリースされ、MVも公開された。新曲リリースとしては、1月にリリースした「Ego Death」以来、約1ヶ月ぶりとなっている。
▶“かつてのフロントマンであるアレックス・ヴァルカッツァス(Alex Varkatzas)が2020年に脱退、そして「The End is Not the End」=「終わりは終わりではない」は10作目のスタジオアルバム、この2つがバンドにとっての一つの終わりを意味しているが、終わりであると同時に新たな始まりを意味しているとのことだ。”
▼ Atreyu – All For You
▼ The End is Not the End – Amazon Music
歌詞を見てみよう
※ 歌詞の全文はYouTubeの概要欄参照 Atreyu – All For You – YouTube
「All For You」=「全ては君のために」とだけ聞いたら、大体の場合はプラスのイメージを持つだろう。しかしこの曲では違う。主人公の男は”君のために”だいぶヤバいところまでイッてしまっている。相手はたぶん愛する人なのだと思うが、その人のために全てを犠牲にしている勢いだ。挙句の果てには、知っている元カレが全員◯ぬまで(そいつらが見えないように)俺を埋めておいてくれ、とまで言っている。ダメだこいつ早くどうにかしないと…。
そして最終的には反転アンチ(便利な言葉が生まれたものだと思う)のような状態になっている。全てを君のために捧げてきたが、その思いは届かなかった。そうすると俺は一体何だったんだ、という状態になってしまっている。ここまでしているのに、なぜそれに応えてくれないんだという怒りも生んでしまっている。このような状態の事をケアギバー・バーンアウト(Caregiver Burnout)とか呼んだりもするらしい(※あくまでも素人の管理人調べです)。
しかし最終的には◯ぬのではなく生きることを選び、そして自分を取り戻そうとしている。良かったね!で追われる簡単な話ではないとは思うが、まあ多少の救いはあるという感じか…。
東京で生まれたインスピレーション
ボーカルのブランドン・サーラーよると、今回のアルバム「The End is Not the End」は東京で多くのインスピレーションを受けたらしい。アルバム中のどの曲かはわからないが、ある時期に東京で制作活動というか、セッション的な事をしており、その中で生まれた曲もあるとのことだ。
過去記事を漁ってみると、セルフカバーアルバム「The Pronoia Sessions」(🔎Amazon Music)に収録されている「Like A Stone」(🔎「Atreyu、ニューアルバム「The Pronoia Sessions」から「Like A Stone」先行リリース&MV公開」)は完全に日本で撮影されている。もしかしたらその時期に東京で「The End is Not the End」の制作の一部を行っていたのかもしれない。
最もヘヴィでメタルなアルバム
同じくボーカルのブランドン・サーラーによると、「The End is Not the End」は「これまでで一番ヘヴィでメタルなアルバム」とのことだ。「All For You」からもたしかにその雰囲気は感じ取れる。かなりスローなテンポではあるものの、リフは非常にメタリックでヘヴィだ。Atreyuは言うまでもなくメタルコアバンドではあるが、今回は「ヘヴィなメタル」≠「ヘヴィメタル」という感じがする。
一方でAtreyuらしい部分というべきかもしれないが、サビの歌メロは非常にキャッチーだ。もちろんかつてのボーカルであるアレックス・ヴァルカッツァスも良いのだが、ブランドン・サーラーの声はこの美メロと非常に相性が良いと思う。そしてヘヴィでありつつも楽曲的にはベースの音が結構目立っており、かつ優しいラインなので柔らかい印象だ。
…というのはあくまでも「All For You」の話で、アルバム全体から受ける印象はまた違ったものになるだろう。と言うか「最もヘヴィでメタルなアルバム」と事前に宣言されているのだから、間違いなくそうなのだろう。10作目という大きな節目にして、非常に期待できそうなアルバムである。
▼ 「All For You」が収録されている10thニューアルバム「The End is Not the End」!!
























