FROZEN CROWN、ニューアルバム「Call Of The North」から「Fire In The Sky」のMVを公開

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「Fire In The Sky」MV公開

3/10にニューアルバム「Call Of The North」をリリースしたFROZEN CROWNだが、同アルバムに収録される「Fire In The Sky」のMVが公開された。スタジオアルバムとしては2021年にリリースされた「Winterbane」以来、約2年ぶりの新作となる。

（ちなみに管理人はケチってAmazonで輸入盤を予約したところ、お届け日未定となってしまいお預けをくらっている…キャンセルして素直に日本盤を購入しようか…。）

▼FROZEN CROWN – Fire In The Sky (Official Video)

▼Call Of The North – Spotify

より洗練された感のある新作

聴いてみてまず感じたのは、「洗練されたな、整ったな」ということである。これまでのアルバム・楽曲ではどこかローファイ感というか、インディーズ感というか、洗煉され切っていない感が感じられた。しかし今回のアルバムの楽曲では特に音に関して、メジャーレーベル感、整った音になっていると感じた。まあそれに関しては良い・悪いという話ではなくて、聴く人の好みの問題だとは思うのだが…。

あと管理人が個人的に感じるのは、ボーカルのGiada “Jade” Etroの声が、聴き疲れしない丁度いい音域であるということである。高すぎず、低すぎず、丁度いい塩梅である。毎日コンスタントに複数枚のアルバムを聴いている音楽ファンにとっては、聴き疲れしないというのは結構重要なポイントだと思うのだ。そしてメタルというとデスボイスみたいな偏見にも近い感覚が一般的にはあると思うのだが、FROZEN CROWNに関しては誰にでもオススメできるものだと思う。

サビのメロディーに関しては、もはや伝統的とも言えるようなパワーメタルのそれである。最近ではLOVEBITESがどんどんど直球なパワーメタルに近づいて行っていると思うが、やはり80~90年代から続くパワーメタルのこのメロディー、雰囲気は聴いていて間違い無いと感じる。20年、30年と受け継がれるものには、やはりそれなりの理由があるのだ。

Scarlet Recordsは注目している

FROZEN CROWNの所属するScarlet Recordsは、イタリアのメタル系のレーベルである。管理人の致死不足かも知れないが、あまり知っているバンドはいないものの、ちょくちょくYouTubeに所属バンドのMVがアップされるので聴いているのだが、全体的に気に入っている。女性ボーカルのバンドが多いのも特徴的なところだろう。

そして言葉ではうまく説明できないのだが、イタリアのバンドはやはりアメリカやイギリス、その他の国とのバンドやその楽曲とは異なる部分があると思う。国が違えば文化も違うし、バンドメンバーのバックボーンも異なるだろう。そういった違いを楽しめるのも面白いところだ。

それこそ日本の演歌などは他の国人からしたらどのように聴こえるのだろう。マーティ・フリードマンが大好きなのは知っているが…。通常であれば知ることが無いような、お国柄や文化の違いを知ることが出来るのも音楽のお陰である。音楽好きで良かった！