Poison The Well

伝説の再始動!Poison The Wellが放つ衝撃の新曲「Weeping Tones」MV解禁。これが最新型ポスト・ハードコアだ【ポイズン・ザ・ウェル】

Poison The Well

「Weeping Tones」のMV公開

3/20に実に17年ぶりとなる6thニューアルバム「Peace In Place」(🔎Amazon Music)をリリースしたPoison The Wellだが、同アルバムに収録されている「Weeping Tones」のMVが公開された。2月には「Everything Hurts」のMV(🔎「Poison The Wellが新曲「Everything Hurts」リリース&MV公開」)も公開されている。

▶“💡「Weeping Tones」=「哀愁を帯びた音色」というタイトルの通り、Poison The Wellらしい攻撃的なポスト・ハードコア感と、哀愁系メロディを主体としたパートが合わさった楽曲となっている。初期の頃の熱量と、近年の実験的な音楽性がちょうど良くミックスされた楽曲とも言われている。”

▼ Poison The Well – Weeping Tones (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

▼ Weeping Tones – Amazon Music

歌詞を見てみよう

※ 歌詞の全文はYouTubeの概要欄参照 Poison The Well – Weeping Tones (OFFICIAL MUSIC VIDEO) – YouTube

最初にボーカルのJeffrey Moreiraによる”正解”を書いてしまうと、「Weeping Tones」は「自分自身でいられなくなることによる、静かな自制心の喪失」がテーマになっているとのことだ。ここでの「自分自身でいられなくなる」というのは、周囲との衝突を避けるために自分自身を押し殺し、自分が本来の自分ではなくなってしまうということを指している。特に日本人にはかわかりやすい感覚なのではないだろうか。

一方で後半では自分の大切な人を愛する力だけは誰にも奪えないという希望を歌っている。例えどんなに周囲の環境や世界が過酷であってもだ。個人的な偏見かもしれないが、愛だけは奪えない・奪わせないというのが実にアメリカ的なまとめ方というか締め方のようにも感じた。

動と静の融合

バンドとしては2009年にアルバム「The Tropic Rot」(🔎Amazon Music)をリリースして以降、活動を休止していたため、実に17年ぶりの新作スタジオ・アルバムということになる。2026年に入ってから活動を再開し、1月に「Thoroughbreds」(🔎「Poison The Wellが新曲「Thoroughbreds」リリース&MV公開」)をリリースして復活したわけだが、正直なところPoison The Wellがどのようなバンドだったのかは忘却の彼方だった(一時好きで聴いていたので、もちろんバンド自体は覚えていたが)。

17年前の2009年というと、まだニュー・メタル、エモ、スクリーモという時代だった気がする。少なくとも今現在大流行中のポストハードコアというジャンルは(分類上は)まだ無かっただろう。そう考えると、音楽の流行を数世代超えて復活したとも言える。これはなかなか勇気のいることではないだろうか。古臭い時代遅れの音楽性のバンド、という評価をされる可能性だって十分あり得る。

が、復活したPoison The Wellは全く時代遅れなんかではなかった。元々の音楽性である(ポスト・)ハードコアを軸にしつつも、「Weeping Tones」では哀愁系のキャッチーというか聴きやすいメロディを両立させている。どんなにハードでヘヴィな展開であっても、サビだけはキャッチーというのは今現在の流行そのものである。見事に現代のバンドとして復活したわけだ。

▼ 「Weeping Tones」が収録されている6thニューアルバム「Peace In Place」!!

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