【漆黒の美学と情念の昇華】名門Solid Stateへの電撃移籍で放つ次世代メタルコアの真髄
イギリスを拠点に活動し、かつてないほどシネマティックでダークなオルタナティヴ・メタル/メタルコアサウンドを提示して世界規模で熱狂的な支持を拡大している新鋭バンド、SAVE US(🔎公式YouTube)。UnderoathやDemon Hunter、Fit For A Kingら名だたる重厚バンドを輩出してきた名門レーベルSolid State Recordsとの電撃的なグローバル契約を発表した彼らが、移籍第一弾となる待望の最新シングル「Last Of Me」のオフィシャルミュージックビデオを全世界同時公開した。
今作「Last Of Me」は、自らの内に潜む絶望や依存、消し去ることのできない過去の記憶との別れと再生をテーマに据えたエモーショナルな重要作だ。ディレクターのLorenzo Diego Carreraをはじめとする気鋭の映像制作プロダクションYELLLOWが手掛けたMVでは、荒涼とした塩湖に佇む翼を持った天使や黒装束の集団といったシネマティックなビジュアルイメージと、バンドが解き放つ剥き出しの躍動的なパフォーマンスが重層的にレイヤードされている。ダークかつ退廃的な世界観の中に確かな救済の光を提示する圧巻の表現力は、名門レーベルの新たなアイコンとしての存在感を鮮烈に印象付けている。
▶"💡自己の中に潜む弱さや歪んだ依存心、そして逃れられない過去の記憶との凄惨な葛藤と、その深淵を乗り越えて新たな自我を確立しようとする切実な情念が作品の核に据えられている。ダークで重厚な音圧の暴風雨と胸を打つ抒情的なメロディラインが見事な対比を描き出し、聴く者の精神深層へと圧倒的な熱量をもって鮮烈な爪痕を残している。"
▼ SAVE US – Last Of Me (Official Music Video)
▼ Death To Something – Amazon Music
▼ 「Last Of Me」も収録されているニューアルバム「Death To Something」!!
【重圧なサウンドの交差】重層ツインギターとボーカルの対極アプローチが紡ぐカタルシス
「Last Of Me」のサウンドデザインにおいて最も強烈な磁力を放つのは、重厚な音圧を形成する低音階のディストーションリフと、細部にまで緻密に配されたアンビエントなシンセ・レイヤーの融合だ。重厚なギターサウンドが切り拓くヘヴィネスの上に、ドラマチックな旋律が層を成す構成は、ラウド・ミュージックとしての破壊力とポストロック的な奥行きを同時にリスナーへ提示する。
アンサンブルを骨太に支えるのは、タイトで変幻自在な拍子感を刻むドラミングと、低音域の地響きを担うベースラインだ。フロントマンのボーカルアプローチも圧倒的な冴えを見せており、感情を静かに押し殺した繊細なクリーン・トーンから、サビ(コーラス)やクライマックスで一気に解き放たれる情熱的なシャウトへの移行は、楽曲の持つシネマティックなストーリー性を極限まで高めている。
曲の展開とともに高まっていく音圧の波は、過剰な加工に頼らない生々しいダイナミクスを保持しており、ライブハウスや大型フェスのフロアを一瞬で狂乱の渦へと巻き込む破壊力を秘めている。緻密に計算された音響プロダクションが静と動のコントラストを極限まで引き立て、彼らが長年培ってきたモダン・ラウドの真髄を見事に凝縮させた仕上がりを見せている。
【シネマティックな視覚表現】幾何学的ロケーションとダイナミックな演奏が生み出す余韻
解禁されたオフィシャルミュージックビデオは、白く乾いた無辺の塩湖という象徴的なロケーションと、赤と黒のコントラストが映えるスタジオ演奏シーンが巧みにカットインする構成となっている。炎に包まれる家屋や翼を広げるフィギュア的なモチーフなど、抽象的でありながらも「終わりと再生」という楽曲の持つテーマを雄弁に補完するビジュアルクリエイティブが散りばめられている。
カメラワークは演者の汗や表情の緊迫感、そしてギターをストロークする細やかな手元の動きを1フレームずつ力強く捉え切り、音源だけでは伝えきれない彼らのバンドとしての肉体的な熱量をダイレクトに伝達する。光の明滅とテンポの昂ぶりに完全に同期したダイナミックなカット割りは、観る者の視線を一瞬タリとも逸らさせない緊張感を維持し続け、視覚と聴覚が完全に融合した没入体験を提示することに成功している。
クライマックスにおける圧倒的な演奏の昂ぶりから、最後に訪れる静けさと炎の余韻のコントラストは息を呑むほど美しい。名門Solid State Recordsとの契約を果たし、グローバルなラウドシーンの最前線へと名乗りを上げたSAVE US。最新曲「Last Of Me」で見せつけた破格の完成度と揺るぎない表現力は、今後の彼らのキャリアにおける大いなる飛躍を確信させ、メタルコア/オルタナティヴ・シーンの新たな地平を力強く切り拓いていくはずだ。























