【Rise Records移籍第一弾】Niisが新曲「Bad Aim」のオフィシャルMVを公開
ロサンゼルスを拠点に活動し、90年代グランジやポストパンクの系譜を継ぐソリッドなサウンドで注目を集めるオルタナティブ・パンクバンドNiis (🔍Rise Records公式YouTube)。名門レーベルRise Recordsとの電撃契約を果たした彼らが、移籍後初となる待望の最新シングル「Bad Aim」のオフィシャルミュージックビデオを公開した。DIYパンクシーンで培われた初期衝動をそのままに、より洗練されたプロダクションとキャッチーなメロディラインを融合させた今作は、バンドの新たな章の幕開けを鮮烈に告げる仕上がりとなっている。
ボーカルのSami Millerが放つハスキーかつエモーショナルな歌声と、エッジの効いたギターリフが強烈なインパクトを残す「Bad Aim」。ガレージパンク特有の荒々しいエネルギーを保持しながらも、一度聴いたら耳から離れないダイナミックな展開は、彼女たちの持つ非凡なセンスを存分に物語っている。地元LAのローカルクラブから西海岸のインディペンデントシーンを揺るがしてきた彼女たちが、北米や欧州の巨大なラウドロック市場を牽引する名門レーベルから世界へ一斉に名乗りを上げたこの重要な一歩は、バンドの歴史にとっても極めて大きな転換点と言えるだろう。世界的なラウド・オルタナティブシーンへと大きく飛躍する彼女たちの勢いから、これからも目が離せない。
▶"💡LA発オルタナティブ・パンクNiisが、Rise Records移籍第1弾シングル「Bad Aim」のMVを公開!90年代グランジを思わせる歪んだギターリフと、ボーカルSami Millerのハスキーで力強い歌声が炸裂!ブラウン管テレビやレトロなモテルを舞台にしたヴィンテージ感あふれる映像美と、疾走感あふれるビートが劇的にシンクロ!パンクの危険な毒気とポップな中毒性が同居する、まさに新時代のオルタナティブ・ロックを象徴する必聴トラックだ!"
▼ Niis – Bad Aim (Official Video)
▼ Play Niis – Amazon Music
▼ 「Bad Aim」も収録されている新作EP「Play Niis」!!
【グランジとパンクの融合】歪んだギターと中毒性の高いメロディが生み出すグルーヴ
「Bad Aim」のサウンドにおいて何より聴く者のテンションを上げるのは、太く歪んだディストーションギターが奏でる骨太なギターリフだ。90年代のSonic YouthやPixies、Nirvanaといったグランジ/オルタナティヴの系譜を感じさせつつも、疾走感あふれるビートと絡み合うことで、現代のパンクシーンに相応しいフレッシュなノイズを生み出している。低域を豊かに響かせるファズ混じりの粗いディストーションの質感と、無駄を徹底的に削ぎ落としたソリッドなバッキングが交錯する音の配分は、聴く者の耳にダイレクトに侵食する中毒性の高いトーンを作り上げている。荒々しくもクリアに響くギターフレーズは、ノスタルジックな質感と新世代パンクのエッジを見事に両立させている。
ヴォーカル表現においても、Sami Millerのクールさとアグレッシブさが同居したパフォーマンスが光る。語りかけるようなAメロから、感情を一気に解放するサビへのコントラストは見事で、彼女の力強くもハスキーな声質が楽曲の持つ毒気とキャッチーさを一段と際立たせている。さらにバックを固めるタイトなベースラインと、スネアの抜けが際立つ力強いドラムワークとのコンビネーションも抜群で、シンプルなスリーピース構造でありながら、まるで目の前でバンドが咆哮しているかのような濃密な音の壁を作り出している。彼女の吐き捨てるようなボーカルアプローチと伸びやかなメロディラインの交差は、ロックが本来持つ爽快な危険性を鮮烈に思い出させてくれる。
3分22秒という演奏時間の中で展開されるダイナミズムは、聴き手に強烈な爽快感をもたらしてくれる。余計な装飾を削ぎ落としたソリッドな楽器構成だからこそ、バンドが放つ生のエネルギーと歪んだギターのトーンがダイレクトに胸に響く。歪んだノイズの隙間から滑り込んでくる耳馴染みの良い歌唱フレーズと、Bメロからサビにかけて高まっていく爆発的なカタルシスは、ライヴハウスの最前線で揉まれながら鍛え上げられてきた彼らのソングライティング能力の高さを、見事に証明する一曲だ。無駄なブレイクを削ぎ落として一気に走り抜ける曲構成のスマートさも、現代のリスナーを引きつける強力な武器となっている。
【レトロ&シネマティック】ブラウン管テレビとシュールな世界観が魅せる映像美
今回解禁されたオフィシャルミュージックビデオは、レトロなモーテルや客室を舞台に、どこかシュールでヴィンテージ感漂う色彩美が魅力的な映像作品だ。画面上に配置された古いブラウン管テレビの中で繰り広げられる激しい演奏シーンと、ソファでくつろぐ鮮やかな赤髪のSami Millerの姿がフレームイン・フレームアウトで交錯。VHS特有のアナログな質感やノイズ、走査線のブレをあえて残した映像エフェクトと、鮮烈なカラーコントラストが独特の世界観を作り出している。どこか退廃的でありながらスタイリッシュな空間構築は、楽曲の持つガレージパンク特有のザラついた手触りと完璧な調和を見せている。
カメラワークや演出面のこだわりも実にユニークだ。洗面所やベッドルームといった日常的な空間に、掃除機をかける男性や怪しげな人物たちが登場し、淡々とシュールなストーリーが進行する中でバンドの激しいパフォーマンスが差し込まれる。青や緑、オレンジといった原色の光を巧みに利用したライティングと、独特な間を持たせたカット割り、そしてボーカルの印象的な表情に迫るシネマティックなクローズアップが、曲の持つ危うくポップな魅力をより一層引き立てている。レンズ越しに放たれる彼女たちの挑発的な眼差しとアグレッシブな身振りは、観る者を画面へと惹きつける強い力に満ちている。
Rise Recordsという名門レーベルの後押しを受け、オルタナティヴ・パンクシーンの次世代を担う存在として大きな注目を集めるNiis。最新シングル「Bad Aim」で見せた圧倒的なセンスとヴィンテージな映像美学、そしてライブバンドとしてのタフな存在感は、彼女たちがこれから世界中のロックファンを魅了していくことを強く確信させる。インディペンデント精神を根底に宿しながらも世界のメジャーシーンへと躍り出る彼女たちの作品は、シーンに新しい風を吹き込む衝撃作だ。確かな個性を放つ彼女たちの今後の精力的な進撃から、これからも目が離せない。





















