新曲「Become Surrender」配信リリース＆MV公開
THE HALO EFFECTが新曲「Become Surrender」を配信リリースし、同時にMVも公開された。新曲のリリースとしては、昨年11月にリリースした「The Defiant One」以来、約2ヶ月ぶりのリリースとなる。
脱In Flamesっぽさ
個人的には今メロデス界隈で一番注目しているかもしれないTHE HALO EFFECTなのだが、新曲「Become Surrender」がリリースされた。MVはライブ映像が使用されているのだが、やはりバンドはライブが一番映えると思っているので、こういったMVは大好物である。まあもちろんドラマ仕立てのものでもそれはそれで良いのだが…。
楽曲についてだが、比較的シンプルなリフが主体のものとなっている。A~Bメロではギターはだいぶ控えめになり、ボーカルの後ろで奏でられるベースの低音が心地良い。このリフが前面に出てくる、主体となっているというのはどちらかと言うとメロデスよりもNu-Metalっぽさを感じるのだが、別にセオリーに沿わなければいけないというルールは無いので全く問題ない。
むしろこれまでのTHE HALO EFFECTは（一昔前の）In Flamesの”まんま”感を非常に強く感じていたのだが、この楽曲ではまた違った路線になっていると思う。メンバーがメンバーだけにIn Flames感が非常に強いのは仕方が無いし、別に悪いことだとも思わないのだが、”元In Flamesのメンバーが演奏するIn Flamesとはちょっと違った楽曲”というのが楽しめると思う。
一方でIn Flamesの方は最貧作「Foregone」で少し以前のような曲調に戻しているような様子も見られることから、バンドの考え方の違いと言うか、色々な試行錯誤が背景にはあるのだろうなと想像できる。両バンド・メンバー共にメロデス界の重鎮であるわけなので、別にどっちが良い・悪いの話ではなく、これからも活動を続けていく上でどういった方向性に進むのか、どういった楽曲を届けてくれるのかに注目したい。
ポチップ
THE HALO EFFECTの記事
THE HALO EFFECT、新曲「The Defiant One」を配信リリース＆MV公開
THE HALO EFFECT、新曲「Path Of Fierce Resistance」を配信リリース＆ビジュアライザー公開
