「The Last Imagination」先行リリース&ビジュアライザー公開
8/16にニューアルバム「Endtime Signals」をリリースすることを発表したDARK TRANQUILLITYだが、同アルバムに収録される「The Last Imagination」が先行配信リリースされ、ビジュアライザーも公開された。
一貫して変わらないスタイル
8/16にニューアルバム「Endtime Signals」をリリースすることが発表された。前作「Moment」のリリースが2020年の11月なので、4年弱ぶりの新作リリースとなる。「Moment」のジャケットデザインが鮮やかで印象に残っているので、それからもう4年が経とうとしていることに驚愕なのだが…。
DARK TRANQUILLITYと言えばもはや説明不要だと思うが、In Flames等と並んでメロデスの雄である。結成が1989年で、これまでに14作のスタジオアルバムをリリースしている。メロデスの生き証人と言っても良いだろう。一方で管理人の勝手な感覚でしか無いが、知名度や人気で言えば(少なくとも日本では)In Flamesの方が上のような気がする。In Flamesの方がサビがクリーンなので取っつきやすいなどもあるのだろうか。あとはバンド名の読み方が難しく、人に紹介しづらいというのも少なからずあると思う。
前置きが長くなってしまったが、そのニューアルバムから「The Last Imagination」が先行リリースされた。イントロを聴いた瞬間は、まさかのバラード曲なのかと思わされたが、その後25秒辺りからのギターリフの入りが最高である。そこだけでもこの曲を聴く価値があると言っても良いくらいだ。そしてそのギターリフの旋律や音がIn Flamesにそっくりであることからも、この2台バンドの関係性、そしてメロデスの立役者としての”元祖感”を感じることが出来る。
リリースまでまだ半年近くあるので、これから3~4曲は先行リリースされると思う。そしてそのどれもがブレずにド直球なメロデスであることは断言できる。約35年に渡ってジャンルを牽引しているバンドなのだから、今更そこでブレることは無いだろうという安心感がある。