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パンクの原点を怪しく染め上げる!Garbage「I Just Wanna Have Something To Do」【ガービッジ】

Garbage - I Just Wanna Have Something To Do | alpha ampGarbage

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90年代オルタナの重鎮が魅せるパンク愛!伝説的名曲を怪しく色鮮やかに再解釈

Shirley Manson(シャーリー・マンソン)の唯一無二の存在感と、気鋭のプロデューサー Butch Vig(ブッチ・ヴィグ)らによる洗練されたサウンドメイキングで90年代からロックシーンのトップを走り続けるオルタナティヴ・ロックバンド Garbage(ガービッジ)。彼らが伝説のパンクバンド Ramones(ラモーンズ)の1978年の名曲をカバーした「I Just Wanna Have Something To Do」の公式オーディオが公開された。

名門 Stunvolume / BMG よりリリースされた名盤『Bleed Like Me』の2024年リマスター拡張盤にも収録された今作。元々は2005年のヒットシングル「Why Do You Love Me」のB面としてファンに愛されてきた名カバーであり、ラモーンズの持つ衝動的なパンクロックのテイストに、Garbageならではのスモーキーでダークなオルタナ感を落とし込んだ贅沢なトラックだ。

"💡ニルヴァーナの金字塔『Nevermind』を手掛けたブッチ・ヴィグをはじめ、百戦錬磨のプロデューサー陣が集結して結成されたGarbage。自らのルーツである70年代ニューヨーク・パンクへのリスペクトを隠すことなく、見事な自社カラーに染め上げる彼らのセンスには思わずニヤリとしてしまう。"

▼ Garbage – I Just Wanna Have Something To Do (Official Audio)

▼ Bleed Like Me (2024 Remaster) – Amazon Music

「I Just Wanna Have Something To Do」も収録されている「Bleed Like Me」のリマスター盤!!

行き場のない退屈を撃ち抜く、都市の気怠さと刹那の衝動

街の片隅でチキンカレーを頬張りながら「今夜はとにかく何かしたい」と呟く——そんな無軌道で退屈な若者の日常を切り取った世界観が、この楽曲の主軸になっている。特別なロマンなど何もない街並みの中で、ただ好きな人と一緒に過ごして退屈を紛らわせたいという、あまりにストレートで切実な欲望が描かれている。

シャーリーのダウナーかつクールなボーカルが乗ることで、原曲が持っていた少年っぽい焦燥感は、どこか夜の危険な匂いが漂う都会的な大人のダウナースタイルへと変化。誰かと過ごす夜の心地よさと、一人の時間につきまとう孤独感の対比が、気だるくもクセになる雰囲気を醸し出す。

言葉を何度もシンプルに繰り返す中毒性抜群の構成は、聴く者の頭から離れない。特別な目的がなくても「ただ何かをしたい」という不器用な衝動は、退屈な日常に少し嫌気がさしている夜のBGMにぴったりだ。

軽快なストレート・パンクに絡みつく、重厚でサイケデリックなオルタナ・アプローチ

オリジナル版ラモーンズの直線的なノードライブ・パンクサウンドを踏襲しつつも、Garbage流の洗練されたノイズ処理と重厚なベースラインが見事に組み合わされている。歪んだギターの粒立ちと重心の低いリズムセクションが合わさることで、原曲以上の音圧と色気が生まれているのが実に面白い。

ツインギターのノイズ処理やボーカルに施された絶妙なエフェクトなど、シンプルに聴こえて細部まで計算し尽くされたサウンドメイクはさすがブッチ・ヴィグの手腕といったところ。短く一気に駆け抜ける2分半のタイム感も爽快で、思わず何度もリピート再生したくなる仕上がりだ。

過去のレアトラックやカバー曲にも一切手を抜かず、自らのフィルターを通して極上のロックチューンへと進化させてしまうGarbage。結成30周年を前にしても色褪せない彼らのセンスとストリート感が全開になった、ロックファン必聴の隠れた名カバー作と言える。

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